浮造りの床

浮造りとは、木材の加工方法の一種で、木の表面を丁寧に何度もこすり、年輪を浮き上がらせるものです。自然な凹凸が足の裏を優しく、そして心地よく刺激してくれます。年輪が際立ち、表面に凹凸がある浮造りの床は、滑りにくく、小さなこどもや高齢者の人にも安心です。

また、この凹凸が足裏のツボを心地よく刺激してくれるためマッサージ効果や得られますし、血行を良くして冷え症の人にも安心してもらえるのです。子ども達の偏平足防止にも効果がありますし、凹凸が室内の光を拡散し、目に優しい空間をつくり眼精疲労を和らげてくれます。

また、キズも目立ちにくいのです。特に小さい子どものいる家庭では、子どもが床におもちゃを落とすことも多く、床のキズが気になってしまうものです。しかし、これならキズが目立ちにくいため子どもがおもちゃを落としても気にならないのです。

合板フローリングを採用している家庭も多いのですが、合板フローリングは、夏はペタッと張り付いたような感触ですし、冬は冷たくて裸足で歩くことなどできません。しかし、無垢材の床であれば夏はサラサラした肌触りで、冬はほのかにあたたかさを感じられるため一年を通して裸足で暮らしたくなるほどです。親子でゴロン横になりたくなる床が広がるのです。合板フローリングに比べると少々割高ではあるのですが、予算に合わせて無垢材や合板フローリングを取り入れるのもいいと思います。

長期優良住宅

我が家の住宅は長期優良住宅です。長期優良住宅とは、住宅を長期にわたり使用することにより、住宅の解体や除却に伴う廃棄物の排出を抑制し、環境への負荷を低減するとともに、建替えに係る費用の削減によって住宅に対する負担を軽減し、より豊かで、より優しい暮らしへの転換を図ることを目的としたものです。

長期優良住宅と認定されるには7つの認定基準を満たさなければなりません。一つ目は、耐久性です。世代を超えて住み継がれるレベルの耐久性能が必要です。二つ目は、住戸面積です。良好な居住水準を確保するために必要な規模を有する必要があります。三つ目は、維持管理・更新の容易性です。メンテナンスやリフォームしやすい家にしなければなりません。

四つ目は、居住環境です。地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであることが求められます。五つ目は、省エネルギー生です。断熱性能など、一定の省エネルギー性が確保されている必要性があります。六つ目は、耐震性です。大規模な地震に対して倒壊しにくい、またもしもの際は直しやすく、損傷が少なくて済む一定の耐震性が必要なのです。最後に、維持保全計画です。建築後の住宅維持保全の期間が30年以上です。構造耐久上主要な部分、給配水管等について、仕様や点検予定時期が指定されたものであることが求められます。

これら7つの認定基準を満たせば長期優良住宅と認定されるのです。この認定を受けた住宅は、住宅に関する税金の優遇措置がとられるのです。高品質で高性能な住まいを長く大切に使い、ライフスタイルは税制面からもバックアップされて魅力いっぱいなのです。長期優良住宅の住まいにして良かったと実感しています。

リビング収納

家族が長時間過ごすリビングこそ収納スペースに力を入れるべきだと思います。子ども達のおもちゃや幼稚園グッツ、ランドセルに外出先で着ていた上着、勉強道具など気を抜くとこれらがリビングに散らかっており生活感で溢れ、本来のくつろぎのスペースとはかけ離れた空間となっていませんか。そこでリビング収納を充実させ、リビングに集まってくる物をきちんと整理できるようにするのです。暮らしの中心であるリビングに家族みんなで共有できる収納スペースがあることで便利さも高まります。

我が家は、リビングの背面にウォークインタイプのリビング収納を設けました。室内からは見えない収納スペースを設けることで、見せたくない日用品などもしっかりとここに収納できますし、扇風機や暖房機、掃除機などの大きさのある電化製品もスッポリと収められています。壁一面に棚を造り付け床から天井いっぱいに収納スペースを確保しています。収納する物に合わせて棚の高さを自由に調整できるためデッドスペースを生みにくく、物を効率よく収納することができます。

子ども達の絵本やおもちゃ、ランドセルや幼稚園グッツ置き場は自分達が出し入れできるように下部を利用して収納しています。ロッカーのような感覚でどこに何があるかが一目で分かり、出し入れがしやすいため子どもも自分の物は自分で管理する習慣が身に付いています。

他にもリビングではパソコンを使用するためパソコン関連用品、アイロン台にアイロン、書類や説明書、薬箱に爪切りなどの生活雑貨などを収納しています。一部分にはハンガーパイプを二段に分けて設けており、コートクロークとして利用しています。このリビング収納のおかげでリビングに物が散らかりにくく、急な来客時でも物をサッと片付けられ非常に便利です。

多様化する二階ホールの活用法

階段を上がった先の二階ホールは、今まではただの通路としてしか考えられていませんでした。しかし最近ではこの二階ホールを有効的に活用させた家造りが積極的に取り入れられています。二階のホールや廊下部分を上手に活用させたいものです。

私の友人宅は二階の廊下とホール部分に室内干しが設けられていました。ホール部分の先には二階のバルコニーが広がっており、このバルコニーには屋外用の洗濯物干し場が設けられています。洗濯物をサッと取りこみ、室内干し部分へ一時置きすることができるため便利さが増しているようです。

そして二階のホールからはウォークインクローゼットが繋がっているため洗濯物を取りこみ、二階のホールでたたみ、その先のウォークインクローゼットでしまうことができるのです。洗濯物を干す、たたむ、しまうという作業が二階ホールと廊下部分で効率よく行えるのです。

我が家の二階のホールの壁には床から天井いっぱいに広がる壁面収納が設けられています。ここの壁面収納には子ども達のおもちゃや絵本をはじめ、主人の漫画本や写真が好きなのでたくさんあるアルバムを整理するスペースとして大活躍しています。部分的には写真をディスプレイしており、家族のプライベート空間が広がっています。

また、壁面収納と反対側の壁にはカウンターを造り付けています。ここで主人が漫画を読んだり、子ども達が成長したらスタディーコーナーとして利用させたいと考えています。二階ホールを無駄にせず有効的に活用させて、住宅の満足度を高めたいものですね。

終の棲家

私の両親は還暦を迎え終の棲家として平屋住宅を希望しています。二階建て住宅の二階は独立した子ども部屋で利用しておらず、二階の寝室への行き来は階段を挟むため体にかかる負担が大きいのです。そこで平屋住宅を希望するようになったのです。

平屋住宅は住宅内の動線がコンパクトですみますし、階段を必要としないため住まいの安全性も高まりますし、体に負担がかかることもありません。住宅内の事故で多いのが階段での転倒や落下事故です。これらの心配のない平屋住宅は、安全性が高まり高齢者も安心して暮らせるのです。階段を設けることで階段の下にはデッドスペースが生まれます。平屋住宅は階段がないのでデッドスペースを生みませんし、階段のスペース分、間取りをコンパクトにしたり、収納を増やすこともできるのです。ワンフロアなのでリビングに自然と集まってきやすく、家で孤立する場所がないため家族の繋がりを実感できるのです。

住まいの暮らしやすさを感じられるのは、部屋から部屋への移動のしやすさがポイントになります。お掃除の際も掃除機を抱えて階段を上り下りする手間がかからず、お掃除をスムーズに行えます。また庭との一体感も身近に感じられるという魅力もあります。家庭菜園やガーデニングが趣味の母なので住宅と庭のつながりも住宅を考える際の大きなポイントです。最近では数を少なくしつつある平屋住宅ですが、魅力も多いだけに終の棲家として適しているのだと改めて実感しています。

整理の効果

時間的な効果
物を探すことにどのくらい時間を使っているのでしょうか。1日5分とすると、1年で1825分 約30時間になり、1年で1日以上の時間を無駄にしています。20歳から80歳までの60年で考えると、60日、2ヶ月以上の時間を探すことに使っているのです。整理ができていれば、この無駄な時間がなくなります。
時間ができれば、新しい趣味を始める時間に費やす事もできます。

精神的な効果
探し物をしていると、不安に駆られます。大切なものだったら、見つからなかったときの喪失感、必要な物が出てこなかったらどうしよう、どう対処したら良いのだろう、出かける前なら、時間に遅れてしまうなど、大変なストレスです。そんな状態では、落ち着かないし何に対しても集中できず、良い結果は得られません。きちんと整理ができていれば、そもそも探しものをする必要がないので、そんな不安にかられる事もないのです。
不安が無くなれば、思い切って遊べます。

経済的な効果
デジカメのケーブル、電池、ハサミなど、同じものがいくつもある事があります。失くし物をして買わざるをえなくなり、買ってから見つかったのです。何がどこに何個あるのかちゃんと把握できていれば、新たに買わなくて済んだのです。バーゲンで安売りの黒いセーターがあり、家にあるものが分からずに買ってしまい、帰ってみたら黒のセーターがあった、などという事も起こります。
無駄使いが無くなれば、大きな経済効果が生まれます。貯金や、本当にほしい買い物を奮発できるかもしれません。

整理が出来ると、自分を変える事もできるのです。

ママスペース

家事や育児に日々追われるママですが、家事や育児の合間の時間にホッと安らげて休憩できるスペースがあると嬉しいものです。また、家事は立って行うものばかりではなく、座って作業するものも多いです。家計簿をつけたり、裁縫をしたり、学校のプリントに記入したり、スケジュールを管理したりとこれらを邪魔されず効率よく行えるスペースがあると便利です。

そこで最近ではママの居場所となるワークスペースを、家事の中心であるキッチンからより近い場所に設けられることが増えてきました。自分だけが過ごすスペースがあることで、座って行う家事を効率よく行うことができますし、慌ただしく過ごす日々の癒しの空間にもなってくれるのです。キッチンからより近い場所に設けることで、家事の合間の時間をより有効的に利用しやすくなるのです。

自分だけの居場所と考えていながらも、子ども達が成長すればスタディーコーナーとして利用させることも視野に入れて設けました。そこでまず、横幅のあるカウンターを造り付けたのです。奥行も確保し、教材を広げて勉強のしやすさをアップさせました。ここで子ども達が二人並んで勉強することもできますし、親子で並んで宿題のチェックも行えるのです。

カウンターの両サイドにはオープン棚を設けており、ノートパソコンやプリンター、書類などを整理しています。カウンター上部には扉付きキャビネットを設け、辞書などの勉強道具や裁縫道具などここで使用するものをきちんと収納することができています。このようなスペースを設けて、自分の時間をより大切にしたり、親子のコミュニケーションを深めてみるのもいいのではないでしょうか。

空間のメリハリ

最近ではワンルームのような一体感のあるLDKが設けられることが多いです。空間の繋がりを大事にすることで、できるだけ視界を遮る壁や間仕切りは設けないようにするのです。空間の一体感を高めることで、家で孤立する場所がなくなり、自然とリビングに集まってきやすく、家族が顔を合わせてコミュニケーションが取りやすくなります。

また、視界が奥にまで繋がることで広さや開放感が得られるのです。しかし、壁や間仕切りが全くないと空間が間延びして空間のメリハリが損なわれてしまいます。空間の繋がりを大事にしながらも空間のメリハリもしっかりとつけ、居心地のいい空間造りをしましょう。

そこで程よい高さの腰壁やアーチ状の垂れ壁を設け、視線を抜けさせつつも間仕切りの役目を果たしてくれる壁を取り入れてみてはいかがでしょうか。我が家はキッチン部分には腰壁を設けていますし、ダイニングの一角に設けたパソコンスペース部分はアーチ状の垂れ壁で緩やかに空間をゾーニングしました。この壁があることで空間のメリハリが生まれるだけでなく、壁厚を利用してニッチ収納を設けたり、個室で過ごしているかのような気分が味わえ過ごしやすいのです。

このような壁を設ける以外に、ダイニングとリビングの境に木の格子を設け互いの視線を緩やかにカットできるようにするのもいいでしょう。食事をするスペースとくつろぎのスペースという風にメリハリが生まれます。木がLDKのアクセントにもなりますし、格子なので明るさをしっかり通すため閉鎖的な印象になることもありません。空間の繋がりと同時にメリハリも大事にしましょう。

間取りの重要性

家造りにおいて最初に決めることが間取りです。どこに何を配置するかでその家の暮らしやすさが決まると言っても過言ではないのです。それだけに住宅内の動きをしっかりとイメージして配置を決めましょう。ライフスタイルに合った間取りを取り入れたいものです。

間取りを決める際には動線が大事です。この動線には、生活動線と家事動線があります。どちらにも目を向ける必要があります。動線に配慮しることで住宅内の無駄な動きを省け、効率よく移動が行えるようになります。移動のしやすさは老若男女問わず暮らしやすさを実感できるのです。

最近ではワンルームのような一体感のあるLDKが設けられることが多いです。ここが住宅の中の中心的空間です。ここからの動線に注目しましょう。一体感のあるLDKから洗面室やトイレなどそれぞれの個室へ入るようなスタイルになります。今までは廊下から各部屋に入る動線でしたが、最近ではLDKが通路の役目を果たすようになり廊下の面積を少なくしたり、廊下がない家というのも珍しくはないのです。廊下はデッドスペースとさえ考えられるようにもなっています。

廊下の無いことで空間をより広く、効率よく活用することができるのです。空間を効率よく活用することで住宅内の無駄な動きを省け、効率よく移動できるのです。家事を行うママにとっては家事動線に注目して水廻りの配置をきめるといいのです。家事動線をコンパクトにして家事の時短を実現しましょう。

リビングにスキップフロア

先日訪れた友人宅にはリビングにスキップフロアが設けられていました。一見、スキップフロアを設けず広々とした空間が広がる方が、見た目もスッキリとして空間の利用のしやすさも高いような気がしますが、いざ生活している様子を見てるとこのスキップフロアが活躍していたのです。

リビングでくつろいでいる横で子どもがおもちゃを広げて遊ぶと親はつい「おもちゃを片付けなさい」と怒ってしまいがちです。子どもが遊んでいる横でアイロンがけをすると、子どもがアイロンに触れないか心配でスムーズに家事を行いにくい場合もあります。このようにリビングではくつろぐ人もいれば、遊んだり、勉強をしたり、家事をしたりと様々なことをするだけに、スキップフロアを設けてくつろぐスペースと作業スペースと生活にメリハリをつけるのです。

スキップフロアは子どもが遊ぶスペースとして利用します。思い切りおもちゃを広げて遊べるスペースがあると子どもも嬉しいですし、大人にとっても足元におもちゃが散らかることなく、ゆったりとくつろぐことができます。子どもが成長すればスタディーコーナーとしても利用できます。子どもが利用しない夜間はママの家事スペースやパソコンスペースとして利用します。家事が集中して行えますし、子ども達が寝た後はママの憩いの場として活躍するのです。

いろいろな用途で活用できるスキップフロアは、リビングをより快適に居心地のいい空間にしてくれるのです。リビングとの境には腰壁を設けて程よく空間を区切っておくと、視線が気にならずいいと思います。