リフォームで断熱効果を上げよう

住まいのリフォームを考える時、まず、住まいの寿命を延ばし、住み続けていくために、メンテナンスをすることが優先されます。
屋根、外壁、土台などの劣化を点検し、補修していかないと、住まいはどんどんだめになっていきます。このメンテナンスができた場合、次に取り掛かるのが、住環境を向上させるためのリフォームです。例えば、断熱効果を高めることです。

住まいの断熱効果を向上させていくには、断熱材を充分に、きちんと入れているか、窓やドアなどの開口部を断熱しているか、或いは、機密工事がきちんとなされているかが大切です。窓やドアなどの開口部の断熱については、比較的簡単な工事でリフォームすることができます。住まいを新築した時は、開口部の断熱についてもそこまで考えていない場合があります。

しかし、建材は日々進歩しています。窓ガラスにしても、一般的にエコガラスと言われているガラスがあります。これには、断熱タイプと遮熱タイプがありますが、住まいの向きによって、使い分けます。また、窓枠についても、アルミ製のサッシが一般的ですが、最近は、熱伝導率が低く、断熱効果の高い樹脂製の窓枠があります。これらへの交換は比較的簡単です。

また、玄関ドアや勝手口のドアにつても、最近は、次世代省エネルギー基準を満たしている玄関ドア本体、玄関ドアの枠、ガラス部分に工夫を加えたものもできました。どんなに壁や天井部や床下に、断熱材を入れても、窓と同様に、玄関や勝手口という開口部がネックになっています。それらを交換するリフォームは、比較的簡単な工事で済みます。このリフォームをすることで、断熱効果が上がり、省エネが実現します。それだけでなく、格段に住環境が向上していきます。

土地選びのテクニック

家造りはまず、土地を探すことから始めるという人が多いです。自分に合った土地を探すためには、事前に家を建てる目的をしっかりと整理することから始めましょう。永住するための家を造るのか、いずれは住み替えるつもりでいるのかで選ぶ土地も変わってきます。家を建てる目的と同時に、土地に求める条件に優先順位をつけておくとより土地選びがしやすくなります。

子育てや仕事、趣味など新しい家で暮らしの中心になるのは何なのかということが大きく関わってきます。自分自身のライフプランを考え直すことで、土地に求める条件が自然にクローズアップされてくるので、環境なのか、通勤や通学時間なのか、広さなのか、交通の便なのか、商業施設の充実なのか様々な条件の中で何を優先させるかをしっかり明確にしておきましょう。優先順位をつければ土地が絞られてきて土地選びがしやすくなります。

そうして探していく中で気になる土地が見つかれば、必ず自分の目で確かめることが大事です。それも一度や二度ではなく、朝・昼・夜の時間ごとにはもちろん、雨の日や晴れの日など気象条件の異なる日にも足を運んでみるのです。土地の価格が安いからと言ってすぐに飛びつくのではなく、じっくりと焦らず見極めて購入するようにしましょう。最高の住宅を完成させるには、どこに家を建てるのかということも大きく影響してきます。新しい暮らしが快適で暮らしやすいものにするためには、自分達家族に最適な土地を選びたいものです。

洗濯物干し場

洗濯は毎日行う家事の一つです。それだけに洗濯物干し場の環境をしっかりと整えておくことは非常に大事なことです。洗濯物干し場は屋外用と室内用どちらもしっかりと完備しておくと毎日行う家事がスムーズになります。

まず屋外用です。洗濯を終えた洗濯物は水を含み重さを増します。濡れて重くなった洗濯物を抱えて洗濯物干し場まで運ぶのでできるだけ動線を短くしておいた方がいいのです。一番動線が短いのは、洗濯機を設置する洗面室に勝手口を設けて、その先に洗濯物干し場を設けるのです。そうすればほとんど洗濯物を抱えることなく干すことができます。家事動線が短いことで家事効率も高まるのです。

家事と育児を両立させるという観点であれば、リビングの先に洗濯物干し場を設けるといいのです。洗面室からの動線も長くないですし、リビングで遊ぶ子ども達の様子を確認しながら安心して家事を行えます。家事と育児の両立がしやすいスタイルなのです。一番避けたいのが、一階の洗面室で洗濯を行い、二階のバルコニーに干すという動線です。動線上に階段を挟みますし、動線も長いので家事の効率が下がりますし、身体に与える負担も大きいのです。

室内用の洗濯物干し場に関しては、室内用の洗濯物干し場を利用する頻度に合わせて設ける場所を考えるといいと思います。夜洗濯をしたり、花粉や大気汚染物質の飛来が気になり屋外に洗濯物を干したくない人にとっては室内干しが活躍します。使用頻度が高いのであれば、洗面室に室内干しを設けておくといいでしょう。

最近では浴室に浴室換気暖房乾燥機を設けて室内干しの環境を整えている家庭も多いです。使用頻度が低い家庭であれば、スペース的に余裕があるところに設けましょう。我が家は、階段を上がった先の二階のホールスペースを利用して設けています。動線は長いのですが、使用頻度が低いので負担に感じにくいのです。毎日行う家事だからこそしっかり環境を整えておくべきなのです。

二階ホールを活用させよう

階段を上がった先の二階のホールをどのように活用させていますか。ただの通路でしかないという家庭も多いです。しかし最近の住宅の傾向の一つとして、二階ホールを有効活用させることが挙げられます。我が家の二階はこのホールを中心に間取りを決めたと言っても過言ではありません。

二階ホールの広さは6帖ほどあります。このホールから二階の全ての空間へ行き来できるようになっています。そのため家族が二階で顔を合わせる機会も自然と増えるのです。このホールを中心として行き来をするため、二階には廊下がありません。デッドスペースでもある廊下がないことで、各空間をより有効的に利用できるのです。この二階ホールは、昼間はキッズスペースとして、夜はセカンドリビングとして利用しています。

我が家の二階ホールは一階のリビングの一部を吹き抜けにした面に沿って設けられています。昼間ここをキッズスペースとして利用できるのは、吹き抜けに面しているからです。4歳と2歳の子ども達だけ遊んでいても、吹き抜けを通して仲良く遊んでいる様子やケンカしている様子が伝わってきます。同じ場所に居なくても様子が伝わってくるため対応もしやすいのです。気になる時は吹き抜けに向かって声をかければ一階と二階で会話もしやすく家族の繋がりも感じられます。

寝る前は家族でここで過ごすことが多いです。親子で遊んだり、絵本を読んだりと一階のリビングとは違った過ごし方ができています。寝室により近い場所でくつろぐことで、いざ眠くなった時もすぐに寝室へ休むことができます。二階ホールを有効活用させることで住まいの過ごし方に幅が広がるのです。

ママの居場所

家事や育児に毎日奮闘する私が、住宅に希望したことがあります。それはホッと一息自分の時間を過ごすスペースを確保することです。これは家事や育児、それに加え仕事を抱える女性の多くが住まいに対し希望することでもあるのです。最近では、家事の中心であるキッチンの近くにママの居場所となるママスペースを設ける家庭も非常に多いのです。キッチンからより近い場所に設けることで、家事の合間に休憩しやすくなります。

調理中ちょっと空いた時間にお茶を飲み、一息つく場所として最適なのです。しかしここでは休憩をする場所としてだけ利用するわけではありません。主婦にとって家事は立って行うことだけではありません。裁縫をしたり、子ども達のスケジュールを管理したり、家計簿をつけたりデスクワークすることも多いです。このようなデスクワークを集中して行うスペースとしても最適なのです。

私は家事や育児の合間にパソコンを使い仕事をすることもありますし、パソコンで夕飯のレシピ検索を行うことも多いです。キッチンからより近い場所にママスペースがあるとレシピを見ながら料理をしやすいですし、料理の合間にサッとパソコンを開いて仕事をすることもできます。我が家に設けたママスペースはリビングやダイニングとの一体感が高いです。それはまだ目が離せない小さな子どもがいるからです。ママスペースで自分の時間を過ごしながらも、リビングで遊ぶ子ども達の様子をしっかりと確認できます。家族との繋がりを感じられることで互いに安心感も得られます。

私の友人はキッチンの奥のパントリースペースの一部をママスペースとして利用していました。リビングやダイニングから見えない場所に設けられたママスペースは個室のような感覚が得られ、違った魅力がありました。ライフスタイルに合ったママスペースを設けてみて下さい。

おもてなしニッチ

最近住宅にニッチが多く取り入れられています。このニッチとは壁の厚みをくぼませて、飾り棚を設けたり、収納スペースを確保することができるのです。壁の厚みさえも無駄にせず有効利用させることで、住宅の満足度も高められるのです。

我が家にもこのニッチを積極的に取り入れました。数か所設けた中で、一番気に入っているニッチが、玄関ホールの壁に設けたニッチです。このニッチを私はおもてなしニッチと呼んでいます。玄関ホール部分の壁に縦長のニッチを設けたのです。この上部と下部は飾り棚として、お気に入りの雑貨を飾れるようになっています。そして真ん中部分は、お客様用のスリッパラックとなっています。

お客様用のスリッパは、使用頻度が低いので玄関ホールに置いているとホコリをかぶり、いざ使う時には使えないということも多いです。置き型のスリッパラックが玄関ホールにあると邪魔に感じることもあるでしょう。お客様用のスリッパをニッチ内に収めることで、ホール部分がスッキリとします。ニッチの前にはホコリを被らないように扉を設けました。これで使用頻度の低いお客様用のスリッパがホコリを被ることもないのです。

ニッチの前に設けた扉は、ミラー扉にしました。ミラー扉にしたことで、家族がお出かけする前に身だしなみをチェックするのに最適の鏡となっているのです。このニッチがあるおかげで玄関がより充実した空間となっているのです。ニッチは柱や筋交の影響で設ける位置やサイズが変わってきます。しかし壁の厚みを利用し、空間をオシャレに、そして収納スペースの充実につなげるのはとてもいいことだと思います。

ママの居場所

最近間取りにママのためのワークスペースを取り入れられることが多くなっています。家事や育児それに加え仕事を抱えるママにとって、ホッと一息つける自分だけの居場所がほしいと思うのは当然のことです。そしてママの仕事は立って家事をすることばかりではないのです。机に向かって行うこともあります。家計簿をつけたり、幼稚園や学校のスケジュールを管理したり、裁縫をしたりとデスクワークすることも多いのです。

このようなワークスペースがないとダイニングテーブルが作業スペースとなり、食事をするのも家事をするのも同じスペースで生活のメリハリも失われてしまいます。また食事の度にデスクワークを中断して片付けなくてはいけないので面倒です。このママの居場所となるワークスペースをどこに設けるか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

我が家は、ダイニングの窓際にこのスペースを設けました。その理由は、子ども達がもう少し成長したらここをスタディコーナーとしても利用させたいと思ったからです。そしてまだ小さい子どももいるので長時間目を離すことができないのです。一体感のあるLDKの一角にこのスペースを設けることで、自分の時間を過ごしながらリビングやダイニングにいる家族の様子を確認できます。子ども達にとっても身近な場所にスタディコーナーがあると勉強への取り掛かりもスムーズに行えるのです。

しかし私の友人はキッチンと洗面室の間の空間にワークスペースを設けていました。リビングやダイニングからは見えず隠れ家的なママスペースは、リビングやダイニングの一角に設けるより、より自分の居場所という感覚を高められます。家庭環境や自分がどのようなママスペースにしたいかで間取りも変わってくるので、最適な場所に最高の居心地となるスペースを設けたいものですね。

二階リビングのメリット・デメリット

狭小敷地でも明るいリビングが欲しい!ビルトインガレージにしたらリビングが2階になってしまった、あえて二階にリビングを設けて眺めの良さを得たい!三階建て住宅なので、家族が集まりやすいように2階にリビングを設けよう!などと様々な理由から二階にリビングを設けることがあります。二階リビングのメリット・デメリットをしっかりと把握して、二階リビングを取り入れるかどうかを決めましょう。

まずメリットは、リビングからの眺めがいいことです。また一階リビングよりも遮るものが少なくなり日当たりが良くなります。そしてカーテンを開けっ放しの暮らしを送ることができるのです。一階のリビングだと近隣住民の視線や通行人の視線が気になりカーテンを開けて過ごすことがしにくいものです。リビングを二階に設けることでこれらの視線を気にすることなく、カーテンを開け放ち開放感たっぷりのリビングにすることができます。窓から見える景色を楽しみながら過ごすことも可能なのです。

デメリットは、老後は生活しづらい住宅になってしまうことです。足腰が弱ってきた高齢者が住宅内を移動するのに階段の移動を挟むのは身体に大きな負担を与えますし、安全性に欠けます。また費用が高くなる場合があります。水周りにおいても二階に持ってくることが多いです。給排水工事を二階にすることで重量の問題が出てきます。そのため費用がアップすることがあるのです。メリット・デメリットをしっかり踏まえ二階リビングを取り入れましょう。

子どもの学力を伸ばそう

小学生頃の子ども達が勉強する場所は、住宅の二階に設けた子ども部屋ではありません。家族が身近にいるリビングやダイニングで勉強をする子どもがほとんどです。その結果、最近ではリビングやダイニングの一角を利用してスタディコーナーを設ける家庭が非常に増えてきました。リビングやダイニングで勉強することをリビング学習と言います。一見このリビング学習は、勉強に集中できないような印象を持つ人もいるかもしれませんが、実はこのリビング学習こそ子ども達の学力を向上しているのです。

向上している理由として、まず親が身近にいるという安心感が挙げられます。そして勉強で気になるところや分からないところがあっても、すぐ近くにいる親に質問でき円滑に勉強を進められるからです。子どもにとって魅力があるばかりではなく、親にとっても魅力はあります。子どもが勉強している様子を身近で確認できるのは安心感が得られます。そして家事の手を止めることなく宿題のチェックが行えるので、家事の効率も下がりません。

ダイニングやリビングのローテーブルで勉強をする子ども達も多いですが、せっかく学力を伸ばすリビング学習なので、リビングやダイニングの一スペースを利用しスタディコーナーを設けてあげてほしいと思います。食事をする場所と勉強する場所が同じというのでは生活にメリハリもつきません。またリビングのローテーブルでは身長に合わず姿勢を悪くしてしまうこともあります。そこで我が家はダイニングの窓際にスタディコーナーを設けました。自然の明るさを採りこみながらより勉強に集中できるスペースを設けました。パソコンスペースとしても重宝しています。

キッチン収納

キッチンには収納しておきたいものがたくさんあります。大きさやサイズもバラバラでそれらをスッキリと収納させるのは容易なことではありません。しかしキッチン用品をきちんと収納しておくことで家事の効率も高まるのです。以前のキッチンキャビネットは開き戸タイプが主流でした。開き戸タイプでは鍋などの調理道具を重ねてしまうのと、奥にしまったものが出し入れしにくいのが欠点でした。

私が以前住んでいた戸建ての賃貸住宅もこの開き戸タイプで収納への不満を感じていました。しかし最近のものは引き出し収納の主流となってきています。引き出し収納にすることで奥にしまったものでも把握しやすく、また出し入れもしやすくなりました。また、ものに合わせた収納機能を兼ね備えています。キッチンには調理道具にフライパン、お鍋などさまざまなものを収納します。菜箸やお玉など長いものは立てて収納します。取り出しやすく、しまいやすくなるのです。またフライパンやお鍋は柄の部分がつかみやすくなる収納になっているのです。

そしてキッチンで一番使い勝手の悪い収納は吊り戸棚です。最近では吊り戸棚を設けず、LDKの一体感を大事にする方が重視されています。物の出し入れがしづらい吊り戸棚は収納機能としての意味をあまり果たしていないのです。もし吊り戸棚を設けるのであれば、目の高さまで上下に動かすことができ、使いやすいタイプの吊り戸棚を設けましょう。手で動かす手動タイプのものと、スイッチ一つで動く電動タイプがあります。キッチンの収納力を高めて家事の効率が高められ、収納への不満を感じることのないキッチンを目指しましょう。