Archive for 8月, 2015

高低差のある空間造り

最近人気の間取りはLDKの一体感を高めるように、キッチンやダイニング、そしてリビングと、それらの間に壁や扉を設けないスタイルが人気です。LDKの一体感を高めることで広さや開放感を得ることができます。家族がそれぞれの場で過ごしていても一緒の空間にいるような気分で、家族の繋がりや一体感を感じられるのです。

しかしLDKの一体感を高めることで、逆に生活にメリハリが生まれず、空間が単調になってしまうこともあります。そこでLDKの一体感はそのまま保ちながらも、高低差を出すことで空間が単調にならずそれぞれの空間をゾーニングできるようになるのです。バリアフリーな住宅が求められる中でこのようなスタイルを取り入れるのは暮らしにくさに繋がる場合もあります。しかし工夫次第では高齢者でも暮らしやすい家になるのです。

例えば、LDKから繋がった和室を設けます。この和室を小上がりにすることで、高低差が生まれます。リビングの延長として和室を活用しながらも、和室に高さがあることで洋風リビングと和室が違和感なく存在できます。また足腰の弱った高齢者がソッと腰を下ろす場所としても有効的です。足腰の弱った高齢者にとってバリアフリーにすることも大切ですが、腰を下ろしやすく、また立ち上がりやすい環境を整えておくことも大切なことなのです。また家族団らんの場となるリビングをダウンフロアにします。リビングを下げることで天井が高くなり広さや開放感を得られます。落ち着きのある空間が広がるので居心地の良さも高まります。高低差を出し空間造りをしてみるのもいいのではないでしょうか。

家族団らんの場

家族が長時間過ごすリビングは最高に居心地のいい空間を保ちたいものです。我が家の新築住宅は家族団らんの場となるリビングを重視しました。
まずリビングの一部を吹き抜けにしました。吹き抜けを設けることでリビングに明るさをプラスすることができます。高い位置に設けた窓からたっぷりの日差しを取りこめれば、明るく開放感たっぷりのリビングとなります。また二階にまで視界が繋がることで面積以上の広さを実感できるのが吹き抜けの魅力でもあります。

またリビングに面してウッドデッキを設けました。ウッドデッキはリビングの床の高さとあまり段差をつけず、フラットにしました。フラットにすることで行き来がしやすく、小さい子どもから足腰の弱った高齢者まで安心して行き来ができるのです。
またこのウッドデッキに奥行を持たせました。奥行があることでテーブルやイスを置き、室内では得られない開放感を味わいながら過ごすことができるのです。リビングの延長として過ごせるアウトドアリビングを楽しめる空間があると暮らしを豊かにしてくれます。

またリビングは人が集まる場所です。ここで過ごす時間が長くなれば、必然的に物も増えていきます。物が居住スペースを占領するとリビングの快適性を欠いてしまいます。リビングに物が散らからない環境を作る必要があるのです。リビング収納があると便利ですし、物がきちんと片づけられます。室内からは見えない収納スペースにすると見られたくない日用品や掃除機などをスッキリと片付けられます。家族団らんの場は様々な工夫を凝らしてオンリーワン住宅にしたいものです。